キャッシュレス決済を利用する方も多くなり、財布を持ち歩かないという方も今では多くなっています。
キャッシュレスを導入する店舗が多くなり、エアペイの申し込みをしたいと考えている方の中で「審査は厳しいのか」「審査基準が知りたい」「事前に準備しておくことは?」など疑問に思う方も多いですよね。
エアペイの審査は厳しいという声も上がっているようです。
そこで今回この記事では、エアペイの審査基準について解説し、審査前の対策や審査に落ちてしまった時の対処方を解説しています。
今後エアペイの導入を検討している方は参考にしてみてください。
エアペイ(Airペイ)の審査は厳しい?
エアペイの審査は厳しいという声も残念ながらあるようです。
エアペイは審査基準も公開をしておらず、落ちた場合も理由を確認することはできません。
エアペイの審査基準
エアペイの審査基準は明確に公開されている訳ではありません。
加盟店規約で禁止されている業種や料金サービスの場合は落ちることが多いようです。
エアペイの審査で落ちることが多い事例としては、以下の4つがあげられます。
- 実店舗や運営拠点がない
- 業種によっては落ちる
- 回数や月額などの前払いコース料金サービスのああいは落ちてしまう
- リクルートとのトラブルがあった場合は落ちてしまう
申し込みの際には、必ず実店舗や運営拠点が確認できるものを提出する必要があります。
実店舗がある場合でも、水商売や未申請の深夜営業を行なっているお店などは審査に落ちる可能性が高いようです。
特に注意が必要なのが、「サービスの回数券」などの継続的なサービスの事前まとめ払い決済はエアペイが認めていないです。
「月額制」「エステのコース料金」などを取り扱う場合は注意しましょう。
上記の内容を事前に確認し、申し込みを行いましょう。
結論:エアペイの審査はやや厳しめ
エアペイの審査は結論、「やや厳しめ」ということがわかります。
ただし、誰にでも厳しいという訳ではなく、しっかり運営を行なっている店舗や支払い能力ある方であれば特に問題はないでしょう。
エアペイの審査は「法人」か「個人」かによって若干異なります。
法人 | 個人 |
登記簿謄本(発行から3ヶ月以内) | 身分証 |
営業許可証や免許証 | 営業許可証や免許証 |
「法人」「個人」どちらであっても店舗の証明ができるURLや書類が必要になります。
飲食店や美容室など実店舗を持つ事業者であれば、特段に「審査が厳しい」という訳ではないのです。
審査前には事前準備をしっかり行なって申し込みましょう。
エアペイ(Airペイ)の審査期間
エアペイの審査期間、申し込みの翌日〜3営業日ほどで審査結果のメールが送られてきます。
エアペイでは多くの決済サービスを利用できるためサービスごとに審査期間が異なり、利用できるまでの期間も変わります。
決済ブランド | 利用開始日(決済センターへの登録完了日) |
VISA/ MasterCard/ UnionPay | 申し込みから約10日 |
AMEX/ JCB/ DinersClub/ Discover | 申し込みから約3週間 |
Suica | 申し込みから約2週間 |
iD | 申し込みから約2週間 |
QUICPay | 申し込みから約2週間 |
ALIPAY/ WechatPay | 申し込みから約2〜3週間 |
PayPay | 申し込みから約1〜1ヶ月半 |
auPay | 申し込みから約1〜1ヶ月半 |
d払い | 申し込みから約1ヶ月半 |
J- CoinPay | 申し込みから約1ヶ月半 |
また、通常の場合と再審査の場合でも期間は変わります。
審査期間が変わるパターンは以下のとおりです。
- 通常審査だと3日程度
- 再審査だと約14〜40日程度
- 補足:エアペイの審査状況の確認方法
それぞれを詳しくみていきましょう。
通常審査だと3日程度
通常審査(申し込みに不備がない場合)だと申し込みの翌日〜3営業日ほどで審査結果がメールで届きます。
最短で3営業日ほどで審査に通ったという方もいれば、もう少し時間がかかった方もいるようです。
ちなみにエアペイ申し込みの実体験の期間は以下のとおりです。
申し込み内容 | 営業状況 | 申し込み日 | 審査通過日 | 審査期間 |
新規の個人飲食店 | 開店前 | 2017年12月15日 | 2017年12月18日 | 3日 |
3期目の法人飲食店 | 開店前 | 2019年11月14日 | 2019年11月19日 | 5日 |
申し込みに不備がない場合はスムーズに審査通っていることがわかるでしょう。
仮に審査に日数がかかったとしても10日ほどで完了することが多いみたいです。
再審査だと約14〜40日程度
エアペイの審査は不備無しでスムーズに行くと最短3営業日ほどで審査が完了しますが、再審査だと約14〜40日程度かかるようです。
よくある事例としては、申し込み時の住所入力にミスがある場合や、必要な添付書類不足によるものです。
申し込み内容 | 営業状況 | 申し込み日 | 審査通過日 | 審査期間 |
法人飲食店 | 開店済 | 2017年1月18日 | 2017年2月24日 | 37日 |
2期目の法人飲食店 | 開店前 | 2019年6月15日 | 2019年6月30日 | 15日 |
上記の表は実際の事例ですが、入力ミスや添付書類ミスがある場合は、通常の審査期間より大幅に遅れることがあります。
審査前には必ず必要書類が揃っているかどうかの確認を行なっておきましょう。
補足:エアペイ審査状況の確認方法
実際にエアペイの申し込みを行なった方で、審査状況を確認する手順は以下のとおりです。
- AirIDでAirペイにログイン
- 「申し込み状況」を確認
- 「申し込み状況ページ」で審査状況と目安を確認
自身のAirIDでログインをし、申し込み状況を確認しましょう。
申し込み状況確認画面では、申し込み状況と審査状況、利用開始目安が確認できます。
エアペイ(Airペイ)の審査に落ちないための対策
エアペイの審査に落ちないための対策3つは以下のとおりです。
- お店のホームページを作成する
- クレジットカードの状況をクリアにする
- 都度払いサービスを利用する
3つの対策をそれぞれ詳しくみていきましょう。
お店のホームページを作成する
お店のホームページを作成しておくことで審査に落ちる可能性を低くできるでしょう。
エアペイは「お店として実態があるか、運営できるサービスがあるか」などを確認するため、ホームページを見るのです。
ホームページがあることで「これから開業する」「移動販売で店舗がないが自宅事務所がある」などの場合も審査に通る可能性は十分にあります。
ホームページがあることで、「サービス内容を提示できる」「料金や価格を提示」「店舗名や住所/電話番号の提示」を行なっておくことで信頼度が増すでしょう。
クレジットカードの状況をクリアにする
エアペイの審査ではクレジットカード状況を見られる可能性もあります。
クレジットカードの利用で延滞などがある場合は注意しましょう。
クレジットカード状況がクリアになっていない場合は、まずクリアにしてから審査に挑むことがおすすめです。
都度払いサービスを利用する
エアペイでは都度払いサービスを利用することが基本となっています。
エアペイは月額払いや回数券払い、○回利用可能コース(前払い)などの継続するサービスの支払い方法を禁止しています。
上記のような支払い方法は審査に落ちる可能性が高くなってしまうため、注意しましょう。
仮に月額払いなどのサービスを行なっている場合の対策としては、「都度払いサービス」に変更することがおすすめです。
都度払いサービスに変更し、都度払いサービスの料金が載ってるメニュー表を提出方法もおすすめです。
エアペイ(Airペイ)の審査に落ちた場合の対処法
エアペイの審査に落ちた場合の対処法は以下のとおりです。
- 信用情報を整えて再審査を受ける
- 審査ハードルが低めな他社決済サービスに申し込む
上記2つの対策をそれぞれ詳しくみていきましょう。
信用情報を整えて再審査を受ける
エアペイの審査に落ちた場合は信用情報を整えて再審査を受けた方が良いでしょう。
エアペイの審査に落ちる原因としては、信用情報に傷が入っていることが大きく響きます。
加盟店審査では、会社や代表個人の信用情報のみならず過去にキャッシュレス決済に関する不正利用や法令違反、信用取引におけるお客様とのトラブルがないかなどチェックします。
信用情報に傷が入っている方は、しっかり整えてから再審査を受けると良いでしょう。
審査ハードルが低めな他社決済サービスに申し込む
エアペイの審査に落ちた場合、審査ハードルが低めな他社決済サービスに申し込方法もあります。
審査ハードルが低めな他社決済サービスとして以下の3つがあげられます。
- Square(スクエア)
- スマレジ
- STORES決済
スクエアの決済は、企業間取引やカード引き落としにも対応しているキャッシュレス決済です。
スマレジはタクシー等の移動体で交通電子マネーに対応したい方に向いているでしょう。
ストアーズ決済は、ホストクラブやキャバクラ等、水商売でも利用可能です。
ただ、審査は厳しいと言われているエアペイは決済手段が業界最多です。
利用方法に困らずに多くのお客様に利用してもらいたいと考える方にはエアペイが良いでしょう。
エアペイ(Airペイ)の審査に関するよくある質問
エアペイの審査に関するよくある質問は以下のとおりです。
- エアペイの審査はブラックリストでも落ちない?
- エアペイの審査状況は確認できますか?
- エアペイのQRの審査は遅いですか?
- エアペイの審査はエステサロンでも通りますか?
- エアペイの審査は遅いですか?
上記5つの質問をそれぞれみていきましょう。
エアペイの審査はブラックリストでも落ちない?
エアペイの審査では、ブラックリストだからと言って審査に落ちることはありません。
エアペイの審査は、事業者としての審査なので消費者としての信用情報は関係ないです。
法人の場合でも会社規模や会社の利益は関係ないのです。
審査に重要なこととしては、健全に営業や運営を行なっているかどうかなため、しっかりと証明できる材料を集めておくことが重要です。
エアペイの審査状況の確認はできますか?
エアペイのWebサイトより申し込んだAirID、店舗名でログインを行うと審査状況を確認できます。
Airペイ管理画面の契約情報から申し込み状況および審査状況が確認できます。
審査結果のご連絡は最初に以下のメールが届きます。
- 【Airペイ】Visa/MasterCard(R)/UnionPayご利用審査終了のお知らせ
2週間以上過ぎてもメールが届かない場合は、審査状況を確認してみましょう。
エアペイのQRの審査は遅いですか?
エアペイの審査期間は具体的な日数は非開示となっています。
ただ、エアペイのQRを同時申し込みした場合のQRコード決済は10〜30日程度が目安と明記されています。
いずれにせよ具体的な審査期間はないため、利用を考えている方はなるべく早い申し込みを行うと良いでしょう。
エアペイの審査はエステサロンでも通りますか?
エアペイの審査はエステサロンでも通る可能性はあります。
エステサロンでも審査に通りやすくしたい場合は以下の対策を考えましょう。
- 都度払いメニュー表を準備する
- お店や事務所を構える(自宅事務所でも可)
上記2つのことを準備しておくことでも審査に通ることは可能になります。
エステサロンでもエアペイの審査を考えている方は事前に準備を行いましょう。
エアペイの審査は遅いですか?
エアペイの審査は決済ブランドにより期間も異なります。
決済ブランドごとの利用開始までの期間は以下の通りです。
決済ブランド | 利用開始日(決済センターへの登録完了日) |
VISA/ MasterCard/ UnionPay | 申し込みから約10日 |
AMEX/ JCB/ DinersClub/ Discover | 申し込みから約3週間 |
Suica | 申し込みから約2週間 |
iD | 申し込みから約2週間 |
QUICPay | 申し込みから約2週間 |
ALIPAY/ WechatPay | 申し込みから約2〜3週間 |
PayPay | 申し込みから約1〜1ヶ月半 |
auPay | 申し込みから約1〜1ヶ月半 |
d払い | 申し込みから約1ヶ月半 |
J- CoinPay | 申し込みから約1ヶ月半 |
上記を参考にして申し込む日などを検討しましょう。
エアペイ(Airペイ)の審査基準を理解して事前に対策しよう
エアペイの審査基準としては、「明確な審査基準は非開示」ということが事実としてあります。
審査基準は非開示ではありますが、実店舗がない場合や回数券や月額前払い料金などのサービスを行なっている場合は審査に落ちやすくなるでしょう。
支払い方法としては都度払いサービスを行なっている方が審査に通る傾向にあります。
また、店舗のホームページを作成しておくことでも審査に通りやすくなる傾向にあるため事前に準備しておきましょう。
審査期間も決済ブランドによって異なりますが、上記の審査基準を把握しておき事前準備を行うことがおすすめですよ。
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