キャッシュレス決済の売上が入金されるまでの待ち時間に、資金繰りで困った経験はありませんか?
Squareの即時入金サービスを使えば、通常の入金タイミングを待たずに、今日の売上を今すぐ受け取ることができます。
急な設備の故障やイベント出店の参加費用など、予期せぬ支出が発生したとき、手元に現金がないと焦ってしまうものです。
そんなとき、わずか数分で銀行口座に入金できる即時入金サービスは、ビジネスの強い味方になるでしょう。
この記事では、Squareの即時入金サービスの基本的な仕組みから、手数料1.5%の詳細、具体的な申請手順、メンテナンス時間などの注意点、そして実際の活用シーンまで詳しく解説します。
この記事を読めば、急な資金ニーズにも慌てず対応できるようになります。
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- 24時間利用が可能
- 手数料は1.5%で入金可能
- 全ての金融機関に対応
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Squareの即時入金サービスとは?

Squareの即時入金サービスは、加盟店が必要なタイミングでSquareの売上金を登録している銀行口座へ入金できるサービスです。
通常の日次入金や週次入金のタイミングを待たずに、好きなときに売上金を受け取れます。
通常、入金指示から数分程度で登録の銀行口座に入金が完了するため、急な支出が必要な場合でも安心でしょう。イベント出店時の手数料支払いや、週末の従業員への現金払い、予期せぬ設備故障など、ビジネスの現場では突然の資金ニーズが発生することがあります。
Square即時入金サービスは、そうした緊急時のキャッシュフロー改善に役立つといえます。
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Square即時入金の特徴

Square即時入金サービスには、手数料体系・利用上限・他社サービスとの比較という3つの重要な特徴があります。
この章では以下の内容を詳しく解説します。
- 手数料1.5%で24時間いつでも利用できる利便性
- 新規加盟店と既存加盟店で異なる1日の利用上限額
- AirPayやSteraなど競合他社サービスとの違い
手数料1.5%で24時間いつでも入金可能
Square即時入金サービスは、入金金額の1.5%という明確な手数料で24時間いつでも利用できます。手数料は入金金額から自動的に差し引かれるため、別途振込作業をする必要はありません。
さらに、全ての金融機関に対応しているのも大きな特徴でしょう。
ただし、定期メンテナンス時間があります。平日は午前6時から8時30分まで、週末は午後11時50分から午前0時12分までメンテナンスが実施されます。この時間帯も入金指示は出せますが、実際の送金処理はメンテナンス終了後に開始されるため注意が必要です。
年末年始やゴールデンウィークなどの主要な祝日には、さらに長いメンテナンス時間が設定されます。
利用上限と最低入金額について
Square即時入金サービスの最低入金額は1回5,000円です。1日の利用上限は、新規加盟店と既存加盟店で異なる設定になっています。新規加盟店の場合、1日の上限は5万円です。
一方、既存加盟店は1日35万5000円まで利用できます。
上限金額に達するまで、1日に何度でも入金指示を出すことが可能です。ただし、一部入金はできず、残高の全額が送金対象となります。売上ごとにバッチング処理されているため、たとえば残高に60万円あっても、20万円×3回の取引として処理されている場合、そのうち処理済みの分のみが送金対象となるため注意しましょう。
新規加盟店から既存加盟店への移行は、2日間の決済処理日数と5回以上の成功した決済取引、そして最初の決済から24時間経過という条件を満たす必要があります。
Squareの即時入金サービスを他社と比較
Square即時入金サービスの最大の強みは、全ての金融機関で利用できる点です。
競合他社のAirPayは月6回しか入金されず、対応銀行もみずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行の3行のみに限定されます。Steraも同様に三井住友銀行のみの対応で、入金タイミングは平日2営業日後です。
日次入金サービスを提供しているのは、Squareの他には楽天PayとSMCCのみとなっています。PayPayは手動振込で翌営業日入金ですが、PayPay銀行で20円、その他の銀行で200円の手数料に加え、0.38%の追加手数料がかかります。
STORESは2営業日後の手動振込で、10万円未満の場合は1回につき200円の手数料が発生するでしょう。このように比較すると、Squareの1.5%という手数料は明確で分かりやすく、全銀行対応という利便性も高いといえます。
Squareの即時入金サービスの申請方法と利用手順

Square即時入金サービスは、ダッシュボードとアプリの両方から簡単に申請できます。この章では以下の内容を解説します。
- ダッシュボードのお金メニューから申請する具体的な手順
- Square POSレジアプリで即時入金を指示する方法
- 入金が完了するまでの所要時間とメール通知での確認方法
申請手順は数ステップで完了するため、急な資金ニーズにも素早く対応できるでしょう。
ダッシュボードとアプリのどちらを使っても、同じように入金指示を出せます。また、入金完了までは数分程度と非常にスピーディーです。
ダッシュボードから即時入金を申請する手順
Squareダッシュボードから即時入金を申請するには、まず左側メニューの「お金」をクリックします。
次に「残高」を選択すると、利用可能な残高と「今すぐ入金(手数料1.5%)」というボタンが表示されるでしょう。
このボタンをクリックすると、入金金額の確認画面に移ります。
確認画面では、利用可能残高・手数料・実際の入金額が表示されます。
入金先の銀行情報も確認できるため、間違いがないかチェックしましょう。
内容に問題がなければ、画面下部の「入金」ボタンをクリックして申請完了です。操作はシンプルで、数タップで手続きが終わります。
Square POSレジアプリから申請する方法
Square POSレジアプリからも同様に即時入金を申請できます。
アプリを開いて画面下部の「お金」アイコンをタップし、残高画面を表示しましょう。残高の下に「今すぐ入金(手数料1.5%)」というボタンが表示されているはずです。
このボタンをタップすると、即時入金サービスの仕組みを説明する画面が表示されます。「売上より早く利用可能」「入金ごとに1.5%の手数料」「いつでも入金可能」という3つの特徴が確認できるでしょう。
「続行」をタップすると入金の詳細確認画面に進み、金額を確認して「入金」ボタンをタップすれば申請完了です。外出先でも簡単に手続きできるのが便利といえます。
入金完了までの時間と確認方法
即時入金サービスの入金完了までの時間は、通常数分程度です。メンテナンス時間を除けば、9割以上のケースで数分以内に登録銀行への入金が完了します。
入金が完了すると、PayPay銀行から受取銀行への送付が完了したタイミングでメール通知が届くでしょう。
メール受信から実際の入金完了までは、さらに1分程度のタイムラグがあります。
もしメンテナンス時間中に入金指示を出した場合は、保留メールが届き、メンテナンス終了後に処理が開始されるため注意が必要です。送金に失敗した場合は失敗メールが届きますが、自動リトライはないため、再度入金指示を出す必要があります。
Squareの即時入金を利用する際の注意点

Squareの即時入金を利用する際の注意点
Square即時入金サービスには、いくつかの注意点があります。この章では以下の内容を解説します。
- 平日・週末・主要祝日それぞれのメンテナンス時間と影響
- 一部入金ができない理由と自動計算される入金可能額の仕組み
- 入金が完了しなかった場合の通知メールと振込履歴での確認方法
メンテナンス時間中でも入金指示は出せますが、処理完了までに通常より時間がかかるでしょう。
また、入金可能な金額はSquareが自動計算するため、希望額を指定できません。万が一入金が失敗した場合も、メールで理由と対策が通知されるため安心といえます。
定期メンテナンス時間と利用できない時間帯
Square即時入金サービスには定期メンテナンス時間が設定されており、平日は午前6時から午前8時30分まで、週末は午後11時50分から午前0時12分までです。
週末とは土曜日から日曜日、および日曜日から月曜日に切り替わる時間帯を指します。これらの時間帯でも即時入金サービスは利用できますが、入金完了までに通常より時間がかかるでしょう。
メンテナンス中に開始された入金は、すべて保留状態になります。
その後、メンテナンス終了後に自動的に入金処理が開始される仕組みです。さらに、年末年始(12月31日〜1月3日)とゴールデンウィーク(5月2日〜5月6日)の午後11時50分から午前3時52分までは、即時入金サービスが利用できません。
この期間は入金指示自体が出せないため、事前に資金計画を立てておく必要があります。
送金対象となる残高の条件と制限事項
Square即時入金サービスは一部入金に対応していないため、希望する金額だけを指定して送金することはできません。
入金可能な金額は、利用可能な残高と1日あたりの入金限度額に基づいてSquareが自動的に計算します。そのため、実際に送金できる金額は、申請画面で確認するまで正確にはわからないでしょう。
最低振込額は5,000円と決められており、これを下回る金額では即時入金を利用できません。
また、通常振込は即時入金サービスの入金限度額に影響を受けないため、日次入金や週次入金とは別に管理されています。
入金前の画面で必ず金額を確認し、想定していた金額と異なる場合は、残高の状況や1日の利用上限を見直すことをおすすめします。
送金失敗時の対応とエラーコードの確認方法
入金が完了しなかった場合、Squareから通知メールが届きます。
このメールには、入金が失敗した理由と必要な対策が詳しく記載されているため、内容を確認して適切に対応しましょう。予定外のサービス停止が発生した場合は、Squareデータまたはアプリで通知され、停止中に開始された入金はすべて失敗します。
入金のステータス(保留・完了など)は、Squareデータまたはアプリの振込履歴で確認できます。
入金が失敗した場合は、サービスが復旧してから再度入金を試す必要があるでしょう。また、ご利用の銀行やSquareの銀行パートナーがメンテナンス中の場合も、即時入金を実行できません。
これらのメンテナンスは事前通知なしに発生する可能性があるため、入金が遅れたり保留されたりすることがあります。
Squareの即時入金サービスの活用シーン

Square即時入金サービスは、様々なビジネスシーンで活用できます。この章では以下の内容を紹介します。
- 予期せぬ設備故障や急な仕入れが発生した場合の資金調達方法
- イベント出店時の参加費用や現金決済への対応
- 通常の日次入金・週次入金と組み合わせた賢い使い分け方
即時入金サービスは毎日使うものではなく、あくまで緊急時の資金ニーズに対応するためのサービスです。
想定される送金金額は一回あたり7万〜15万円程度で、手数料1.5%を考慮しながら利用するとよいでしょう。
通常の入金サービスと上手に使い分けることで、ビジネスのキャッシュフロー管理がより柔軟になります。
急な支出や仕入れが必要な場合の活用法
店舗運営では、予期せぬ支出が突然発生することがあります。
たとえば、真夏にエアコンが故障したり、飲食店でコーヒーマシンが動かなくなったりした場合、すぐに修理や買い替えが必要です。このような締日前の大きな出費に対して、即時入金サービスが役立つでしょう。
また、飲食店やバーでは、夜間に急な仕入れが必要になるケースもあります。
通常の入金タイミングを待っていては間に合わないとき、即時入金を使えばその日の売上をすぐに現金化できるため安心です。
週末に従業員への給与を現金で手渡す必要がある場合や、営業最終日と祝日が重なってしまい銀行への入金が遅れそうな場合にも、即時入金サービスを活用すれば資金繰りの心配が減ります。
イベント出店時の資金管理における使い方
イベント出店では、売上金の一部をすぐにイベント主催者へ手数料として支払わなければならないケースがあります。
通常の振込スケジュールを待っていると支払いが間に合わないため、即時入金サービスが便利でしょう。イベント終了後すぐに売上を現金化できれば、その場で参加費用を精算できます。
また、移動販売や屋外イベントでは、次の出店に向けた仕入れ資金が必要になることも多いものです。
イベントごとに売上をすぐに受け取れれば、次の仕入れや出店費用の支払いがスムーズになります。小売業でも同様に、週末のイベント出店で得た売上をすぐに商品の仕入れ資金に回せるため、在庫管理がしやすくなるでしょう。
好きなタイミングで売上資金にアクセスできることで、柔軟な事業運営が可能になります。
日次入金・週次入金との賢い使い分けポイント
Square即時入金サービスは、入金額の1.5%という手数料がかかるため、日常的に使うものではありません。
通常は手数料無料の日次入金または週次入金を利用し、緊急時のみ即時入金を活用するのが賢い使い方といえます。日次入金を利用できる加盟店(三井住友銀行・みずほ銀行の口座をお持ちの方)であれば、ほとんどの場合は翌営業日入金で十分でしょう。
一方、週次入金を利用している加盟店の場合、締日までの間に急な資金ニーズが発生する可能性が高くなります。
このような場合に即時入金サービスを備えておけば、キャッシュフローの不安が軽減されるでしょう。重要なのは、即時入金サービスの1日の利用上限を把握しておくことです。
新規加盟店は1日5万円、既存加盟店は1日35万5000円が上限となるため、大きな支出に備える場合は計画的に利用する必要があります。
Squareの即時入金サービスに関するよくある質問
Square即時入金サービスについて、よくある質問をまとめました。この章では以下の内容を解説します。
- 即時入金サービスに対応している銀行口座の種類と登録条件
- 新規加盟店は1日5万円、既存加盟店は1日35万5000円という上限の違い
- 取引履歴で「即時入金」として表示される内容と手数料の記載方法
即時入金サービスは全ての金融機関に対応していますが、口座名義が完全一致している必要があります。
また、新規加盟店と既存加盟店では1日の利用上限が大きく異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。取引履歴では手数料が明確に記載されるため、後から確認する際にも安心です。
対応している金融機関と銀行口座について
Square即時入金サービスは、全ての金融機関の銀行口座に対応しています。
これは他社サービスと比べて大きな強みといえるでしょう。ただし、利用するには銀行口座をSquareアカウントに登録し、口座名義が完全一致していることが必須条件です。
口座の種類(当座預金・普通預金など)も登録内容と一致している必要があります。
また、即時入金サービスが利用可能な場合でも、登録した金融機関がメンテナンス中の場合は入金を実行できません。各銀行には独自のメンテナンス時間があるため、急ぎの入金が必要な場合は事前に確認しておくとよいでしょう。
Square側のメンテナンスとは別に、銀行パートナーやご利用銀行のシステム停止が事前通知なしに発生する可能性もあります。これらの期間中は入金が遅れたり保留されたりすることがあるため、注意が必要です。
新規加盟店と既存加盟店の利用上限の違い
Square即時入金サービスの1日の利用上限は、新規加盟店と既存加盟店で大きく異なります。
新規加盟店の場合、1日の上限は5万円までです。一方、既存加盟店になると1日35万5000円まで利用できるようになるため、より大きな資金ニーズにも対応できるでしょう。
新規加盟店から既存加盟店へ移行する条件は、2日間の決済処理日数、5回以上の成功した決済取引、そして最初の決済から24時間経過という3つの条件をすべて満たす必要があります。
これらの条件は比較的短期間でクリアできるため、利用開始後すぐに上限が引き上げられるケースが多いといえます。上限金額に達するまで1日に何度でも入金指示を出せますが、最低入金額は1回5,000円と決められているため、少額の入金はできません。
取引履歴での表示方法と手数料の確認
Square即時入金サービスを利用すると、取引履歴に「即時入金」という項目で入金金額が表示されます。
Squareダッシュボードやアプリの振込履歴から、いつでも確認できるでしょう。詳細ページには、お取引の詳細として手数料と即時振込手数料が明確に記載されています。
たとえば、40,000円の即時入金を行った場合、利用可能残高から手数料(1.5%)の600円が差し引かれ、実際の入金額は39,400円となります。
この内訳は詳細ページで確認できるため、後から見返す際にも分かりやすいでしょう。入金のステータス(送金・保留・失敗)はメールでも通知されるため、処理状況をリアルタイムで把握できます。
完了メールはPayPay銀行から受取銀行への送付が完了したタイミングで送られ、実際の入金完了まで1分程度のタイムラグがある点も覚えておくとよいでしょう。
まとめ:Square即時入金でキャッシュフローを改善しよう
Squareの即時入金サービスは、急な資金ニーズに対応できる便利なサービスです。この記事の重要なポイントをおさらいしましょう。
この記事の主要ポイント
- 手数料1.5%で、売上を数分で銀行口座に入金できる
- 全ての金融機関に対応し、24時間いつでも申請可能
- 新規加盟店は1日5万円、既存加盟店は1日35万5000円まで利用可能
- ダッシュボードとアプリの両方から簡単に申請できる
- 定期メンテナンス時間や一部入金不可などの注意点を理解しておく必要がある
即時入金サービスは、日常的に使うものではなく、緊急時のキャッシュフロー改善に役立つサービスです。通常の日次入金・週次入金と賢く使い分けることで、ビジネスの資金管理がより柔軟になるでしょう。
まだSquareアカウントをお持ちでない方は、無料でアカウントを作成して、万が一の資金ニーズに備えておくことをおすすめします。
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