「レンタルスペースを失敗させないコツとは?」
「失敗した人は何が原因だったの?」
レンタルスペースに興味がある、これからレンタルスペースを始めたいという方は先駆者の失敗談が気になるかもしれません。
私はレンタルスペースで計5店舗の運営(うち1店舗は譲渡済み)に携わったので、かなり経験値の高い方だと自負しています。
最近ではレンタルスペースの譲渡に関して、M&Aサイトから取材も受けました。
>>地方のレンタルスペースは勝機あり?!次々にスピンオフ事業を生み出すアイデアマン経営者
私が参入した2021年ごろはネットでも情報が少なく、何もかも手探りの状態だったので苦労しました。
そのため、この記事でレンタルスペースを失敗させないためのポイント・成功の秘訣を解説します。
他にもレンタルスペースの開業から譲渡までをまとめたnoteも執筆しているので、ぜひチェックしてみてください。
体験談!本当にあったレンタルスペースの失敗談
まずは実際にあった自社の事例から紹介します。
失敗と言えるものではないですが、ちょっとの工夫で売上が変わったのである意味機会損失的なものだったと思います。
コンセプト変更で売上アップ
とある自社のレンタルスペースのコンセプトを変更したら、売上がアップしました。
それが以下のスペースです。
以前は「ジャングルルーム」というスペース名だったのですが、コンセプト・スペース名を変更したら利用者が増加しました。
利用者の目的を分析したところ、誕生日会での利用が多かったためです。
この経験からレンタルスペースのコンセプト設定について考えさせられました。
レンタルスペース運用で失敗しないための5つのポイント
ここではレンタルスペース運営で失敗しないためのポイントを5つ紹介します。
- 固定費をなるべく抑える
- 物品の購入リストは事前に決めておく
- 利用者のターゲットをある程度考える
- トラブル・クレームを想定しておく
- 予約サイトだけに集客を頼らない
固定費をなるべく抑える
レンタルスペースを運営する上で、固定費を抑えることは非常に重要です。
家賃や光熱費などの必要経費を最小限にし、収支を見極めることが大切です。
また、最初は少ない予算で運営することも検討してみましょう。
物品の購入リストは事前に決めておく
レンタルスペースの物品購入リストは事前に決めておきましょう。
運営するうえで必要な物品は多くありますが、どのようなものを揃えるかを事前に決めておくことが大切です。
無駄遣いを避け、必要最低限のものを揃えることで、費用を抑えることができます。
なんの物品を買うべきか分からない方は、以下のnoteが参考になります。
利用者のターゲットをある程度考える
レンタルスペースを運営するうえで、ターゲット層を明確にしておくことは重要です。
ただしターゲットやコンセプトを絞りすぎるのも危険です(理由は後述します)。
利用者がどのような目的でレンタルスペースを利用するか、どのような層が利用しやすいかを把握しておくのは最低限必要でしょう。
トラブル・クレームを想定しておく
レンタルスペースはトラブルやクレームが起こることが多々あります。
そういった場合に備えて、トラブルやクレームに対応する方法を想定し、対策を立てておくことが大切です。
レンタルスペースのトラブルの種類や対策方法は、以下の記事でまとめています。
予約サイトだけに集客を頼らない
レンタルスペースを運営する上で、予約サイトを利用することもありますが、それだけに集客を頼らないようにしましょう。
SNSやブログなどを活用し、自分たちの魅力をアピールすることで、直接予約をいただくことができます。
レンタルスペースの失敗を回避する方法・成功の秘訣
これからレンタルスペースをオープンする方は、以下の点に注意しましょう。
- 物件選び
- コンセプトを決める
- 集客を仕組み化する
失敗を回避する術を学び、成功へ導きましょう。
物件選び
レンタルスペースは物件選びが肝です。
事前に物件選びのコツを知っておかないと、後々損をします。
Twitterでも物件選びで失敗したとの声が多数ありました。
「大箱で失敗した」「近所からクレームがきて、撤退しないといけない」などの声が特に多かったです。
そのため、初心者は以下を指標に物件を選びましょう。
- なるべく小さい物件を選ぶ
- 駅近(または駐車場が近くにある)の物件を選ぶ
- 近隣が静かすぎる環境は避ける
固定費、近隣環境に目を配り物件を選ぶのが吉です。
コンセプトを明確にする
コンセプトは明確にしながらも、ターゲットを絞り過ぎないようにするのが重要です。
レンタルスペースのコンセプトはいわば「顔」のような存在。
利用者が覚えやすいコンセプトにするのが良いのは言うまでもありません。
しかしコンセプトを尖らせ過ぎると、利用者ターゲットが減るので集客に苦労します。
部屋のコンセプトを明確にしながらも、万人受けするような作りにすると良いでしょう。
この辺りは初心者には難しいかもしれないので、コンセプト作りに迷ったらいつでもTwitterで相談に乗ります。
集客を仕組み化する
レンタルスペースの集客は、ほぼほぼネットで完結します。
集客はネットで自動化すればOKです。
広告投資は固定費がかかり続けるのであまりおすすめしません。
それよりもSEO対策をした自社HPを作成したり、公式LINE・Instagramでファンを作ったりした方が良いでしょう。
基本は予約サイトに頼る形になりますが、手数料が30〜35%ほど取られます。
予約サイトだけに依存し過ぎず、ほどほどの距離感を保つのが重要です。
集客はまさにレンパンダの得意分野としているので、困ったらいつでもご相談ください。
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失敗する前に!レンタルスペースを始める前のチェック項目
レンタルスペースを失敗させないためのチェックリストを作りました。
これからスタートする方も、現在苦戦中の方も以下の項目が当てはまるか確認してみてください。
- 物件は駅の近くにあるか
- 物件の近くに駐車場はあるか
- 近隣環境は静か過ぎないか
- 目の引くコンセプトにできるか
- 万人受けする雰囲気か
- 予約サイトに適切なキーワードは入っているか
- 自社HP・SNSで集客できているか
これらをクリアしていれば大きな失敗は防げるはずです。
細かいところを言えばキリがないので、まずは上記の項目からしっかり見直していきましょう。
レンタルスペースの失敗に関するよくある質問
最後にレンタルスペースの失敗に関するよくある質問をまとめます。
レンタルスペースを始めるのは危ないの?
- レンタルスペースを始めるのは危ないの?
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レンタルスペースを始めること自体は危ないわけではありませんが、適切な知識と経験がない場合、失敗する可能性があります。
例えば、適切なマーケティング戦略を持たないまま開業してしまうと、集客に苦戦して運営が行き詰まることがあります。
また、適切な法的手続きを踏まずに開業してしまうと、後に法的トラブルに巻き込まれる可能性があります。
これらのリスクを十分に理解した上で、適切な準備を行って開業することが重要です。
レンタルスペースの開業方法については、こちらで詳しく紹介しています。
レンタルスペース運営は個人でもできる?
- レンタルスペース運営は個人でもできる?
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レンタルスペースの運営は個人でも可能です。
しかし知識がないまま開業してしまうと、後々苦労するかもしれません。
また、施設の設備管理や清掃・集客など、多岐にわたる業務を一人で行うことは困難です。
近くにプロがいない場合、レンパンダが相談に乗るのでいつでもご連絡ください。
コワーキングスペースの失敗事例は?
- コワーキングスペースの失敗事例は?
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コワーキングスペースの失敗事例としては、不適切な立地選定や設備の不備、マーケティング戦略の不十分さなどが挙げられます。
例えば市場調査を十分に行わずに、需要がないエリアや需要が限られた業種に特化した施設を開業してしまうと、集客に苦戦して経営が行き詰まることがあります。
また、施設の設備やインフラが不備であったり、清掃が不十分であったりすると、顧客から不満の声が出て、リピート率が低下する可能性があるでしょう。
レンタルサロンも失敗しやすい?
- レンタルサロンも失敗しやすい?
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レンタルスペースだけでなく、レンタルサロンも失敗しやすい傾向にあります。
高額な機器や薬剤を必要とするため、初期費用がかさむことが多いためです。
加えて集客にも多大な努力が必要であり、競合が激しいこともあって、成功するためには多くの努力や時間が必要です。
開業の前に使ってくれそうな美容師さんなどを探すのが良いでしょう。
まとめ:レンタルスペースの失敗は事前準備である程度防げる!
レンタルスペースは失敗事例も多くありますが、事前準備である程度防げると言えます。
これから開業予定の方は、まず以下の項目をチェックしてみてください。
- 物件は駅の近くにあるか
- 物件の近くに駐車場はあるか
- 近隣環境は静か過ぎないか
- 目の引くコンセプトにできるか
- 万人受けする雰囲気か
- 予約サイトに適切なキーワードは入っているか
- 自社HP・SNSで集客できているか
レンパンダではレンタルスペースのオーナーに向けたサービスを展開しています。
開業から譲渡まで幅広い経験があるので、いつでもお気軽にご相談ください。
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